id is not ip

IDとは、わたしがその名前の下でおこなったこと(主に書いたこと)につけられるラベルであり、わたしが書いたものの名前であり、書かれたわたしの名前だ。

書いているわたしの名前ではないし、書いているわたしと書かれたものをたんじゅんに結びつけるタグでもない。結果的には、そうかも知れないけど。

もっというと

IPアドレスだって、ホストの一意性を定義してるだけのもので、そこから個人が特定できるか、というのはソーシャルな問題なんだけど、そこから「IPを抜く」=「ヤサ割れる」みたいな、恐喝まがいの言辞が通るのは不思議。

IPアドレスが、抑止力になってるってのは、もはやコトダマの世界の話なんじゃないのか。

もちろん、実際に使用者の特定はできるけど、それを根拠にした言いがかりが、かなりバブリーなんじゃないかなと。そういうの読んでると、(控えめに言って)「へぇ…」とモニタの前で腕組みしてしまう。