自意識過剰

ブクマコメントがちょっと面白かった。特に書いた方に言及リンクは張らず。

2005年10月05日 KZE『[Web社会][文章術]はっきりものが言えないのは変に自意識が高い所為もあると思う。そんなに周りに気にされないよ、みたいな。』

そうなんだけど、それを自意識って斬っちゃうのが紋切り型になったら、やだなと思った。

読まれている読まれていないにかかわらず、わたしはわたしの想定する仮想の読者に向かって書いている。だから、見知らぬ人の批判や炎上を避けるため、だけに、言葉を選んでいるのではない。逆に、自分の想定する読者に届くための配慮、というのもあると思う。

たとえば、最近は使わないけどこの日記で「控えめにいって」というときには、本当はもっと強い言葉があって、それを最後にフィルタをかけている(あ、検索しないでください)。

そりゃまぁ、角の立ちそうな表現を避ける以前に、そういう人を腐すような文を書くことにそもそも問題があるのだが…。そういうものの角を丸めて、よく読んでくれる人に向けてニヤニヤ笑いながら「ねぇ?」と、言葉を選ぶのが楽しい、ということも事実なのだった。

ほんとうに他者のことを意識していないweb日記には、まだ出会ったことがない。

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