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今後は毎日日記を更新しようと思うので、休日でも最大47時間59分しかPCの前を空けられない。というのは嘘ですが、実家から帰ってきて、煙草を吸いたい気分です。親は老いて、弟夫婦は子供のことに手一杯で、甥(つまり、家にとっては孫)は世界の王様でした。普段会話の少ない両親、というか私の家族は、王様に対して喃語することでなんとか喃語するもの同士という形でコミュニケーションを取り繕いました。0歳の子供を中心とした家庭でコミュニケーションといえば0歳の子供にウマウマとすることなのであり、ボードゲームなど出る幕はありません。弟と少し遊びましたが弟の奥さんと一緒にできるかどうかは微妙な空気でした*1。空気を破ってこれを薦めることができれば第一級のボードゲーム伝道者かもしれませんが僕は別に二級でも三級でもかまわないので問題ありません。家を改築してからこっち、両親が老いていくのが時間の経過とともにわかるようになりました。そして甥はまだ言葉も発せず、形や色や時間や因果関係の概念もまだ未成熟でした。この子が数年で言葉を覚えて帰省している間に私が読もうと持ち帰っていた『河出文庫世界の歴史 中世ヨーロッパ』のようなものを、あ、もちろんその本は読み終えることのないままふたたび持ち帰ってきましたが、そういうものを読む、そして、何かの知識を世に残す、そういうことをするようになるのか、などと考えました。
外出て煙草吸ってきます。

*1:暇でリニアな時間が確保できないわけでもないが、雰囲気としてちょっと、という。もっと具体的に言えば、こんな大変な思いしてる傍でよーそんなもんで遊ぶよなぁ、という空気があり、私自身は特に大変さを回避したりせず家のことや甥の相手をしていたので特に恥じることはないが、自分からその空気を破って「どうです」などと言うコミュニケーションスキルがなかった。子連れに何か説得力のあるアピールをしたいならば自分が子連れになるのが簡単だと思う