2005年の十選決めてないまま年が明けた

昨年一昨年ほどの熱がない、というのが理由なのか、屁理屈をこねているうちに年末が終わってしまったからなのかわかりませんがまだ書いてません。

アナログゲームは数が少ないのと、プレイ経験が必ずしもリアルタイムで発売されるものと重ならないのと*1があるので、「今年」をどうこう言う意味があるかどうかはよくわかんないけど、自分のとらえ方の変化がわかって面白いというのはあるかも。05年分を書くときには過去分へのリンクも貼っておこう。

なんで書いてるか

自分が本の感想を書くのも「これはオレが何か言う隙間がある」と思ったときに書いているわけで、そういう隙間は書けば書くほど狭くなる。仮に自分の満足のためにだけ書いているとしてもたいして愉快なことだとは思えない。

ではなんで書いてるのだろう…。自分でもよくわからないが、やはり自分は耳学問みたいなのが好きなんだなぁというのはある(「本の雑誌」も「このミス」も好きだ)。煽りや惹句に弱いというか。惹句というのはそこに何も生み出さない無益なものと思われているが、そこに「なにかある」感を演出して、人の足を止めさせる、そしてそこで「こいつがこんな大げさなこと言っているのならば私も何か言えるだろう」と、何か語りたい気分にさせることに意味があるのだと思う。

誰かが何か言った場所なら、ふたたびそこで誰かが何か言いやすくなるかも知れない。価値があるかどうかわからないものに対して、十年に一度の傑作だとか言ってみることには、そういう効能があると思う。

とはいえ、そういう使命感で書くには、主観的にすぎるのだけど。

…うーん。写真の使えるブログ…いやいやそのまえに接写可能なデジカメ、だな…。

*1:そもそも、ドイツでの発表から日本でプレイできるまでには数ヶ月かかるし、プレイ環境が違うので、同じように新作ゲームにとびついているつもりも、人によって2,3ヶ月プレイ時間がずれたりする