長く書けばそこそこ面白くなるっぽいネタ

勿論、思考実験。

  • はてなSNS(2)」が、別の見た目で、またもや公開される
  • 画面を見て唖然。黒バックに蛇や蛙がうごめくひどいデザイン。
  • こういうとき誰にどう文句を言えばいいのか?
  • 前回「技術的には全て公開情報なんですから文句を言う筋ではない」と言っていたvmekkenに言わせると、これは「デザインの問題だからデザイン的な不備を指摘するしかないのでは」ということらしい
  • デザイン論の時間のはじまりだ
    • 文化的に与える不快感
    • そもそも蛇のもつ意味とは、蛙とは…
    • …いったい、何を調べてるんだ?
  • webデザインを本職にしている人のブログがはてなブックマーク界で話題になる。
    • はてなSNSのデザインと哲学」というエントリに300超えのブックマークがつく「今回のはてなのデザインのひどさはそういうことか!」「なるほどー」
  • そして「もっとトータルにサイトデザインをするディレクターを置くべきでは?」という組織論になる
  • デザインのひどさに「私も今回はてなには嫌気がさしました」という人続出。前回と今回では状況は大差ないので、何に嫌気がさしたのかおれにはよくわからないが、嫌ならやめるしかない理論では、そういわざるを得ないということになる。
  • 何が問題だったのか、あるいは何を問題視していなかったことが問題だったのかは、いっこうに省みられない。

追記:この話がわかりづらい方のためにチャートを用意しました

問題が何であるか以前に、どのようにして問題を解決しようとしているか、という姿勢が偏狭だと言いたいのです。

はてなSNS はてなSNS(2)
知識による議論 インターネットとはオープンなものだ デザインの専門知識

なんか文句を言いたい人は、あるときはインターネットの本質を語り、あるときはデザインの専門知識をにわかに勉強しなければならない。ご苦労なことです。

真面目な人たちは「スジ論」のような情緒的な議論を嫌いますが、そもそも話がスジ論を中心とする人文的領域で戦わされていれば、話がこんなにでかくならなかったかも知れない(専門的な議論をスンナ、という意味ではないですよ勿論)。

はてなSNS はてなSNS(2)
スジ論 勝手にすんな 勝手にすんな
知識による議論 インターネットとはオープンなものだ デザインの専門知識

それになにより、「デザインの専門知識がないのなら議論をあきらめればいいじゃない」「インターネットとはオープンなものだから集約がいやならプライベートモードにすればいいじゃない」という、当たり前のことしか言わない声だけでかい人に何を言われても、自分の立場を保つことができる。

議論の土俵を狭くする、ということは、そこに上れない人を戸惑わせ、場合によってはそこから立ち去らせているわけだが、このことについてどれくらいの人が自覚的だろうか?

うーん…

どう書いても真面目な人(今回の話に関してインターネットとはそういうものです、と考えを止めてる、自称モヒカンとか思ってる人)の目には、大まじめになにぶっこいてんだよ、結局ムラ社会の屁理屈だろ…と、映るんだろうなぁ。まぁ実際今、そういうところに陥っているのかも知れない、私は。