土曜日プレイログ

  • フィストオブドラゴンストーン
  • ローマ水道
  • ミュー
  • アトランティックスター

フィストオブドラゴンストーン

久しぶりにプレイ。「操り人形」のフェドゥッティと、シャハトの共作。

インスト中は「黒魔術コイン…面白そう!」なのだがやはりプレイが間延びしてしまう。石を集めるという基本の行動が少しずつしか展開していかない。「操り人形」ほどではないにしても、妨害が基本なので、目立たないように地味なものに入札する戦略を採らざるをえなくなる。(「操り人形」で5.伝道師をずっと取るようなプレイ)

スピード上げてどんどん入札アクションしていくべきだが、そうすると心理戦ならではの三味線がひけなくなり、プレイが面白くなくなるという根本的な問題があるかも。ゲーマー同士が電波で交信しながら黙々と入札するというプレイになれば、少しは時間も短縮できるかな。

ローマ水道

ガチの水道管ゲーム。いや本当に水道管ゲームだった。自分のコマの四方の親方が指示しているタイルしか配置できない、などの縛りがある。「このコマはここで線を延ばすのをやめる」と宣言して、プレイを下りたときに得点マスにコマを置き、その得点マスに他のプレイヤーが置けなくなる、というのは斬新だった(ひとつの額の得点は一つのコマしか取れないわけだ)。…が、そのあたりのアヤを活用できずに終わる。

かなり展開がプレイまかせになるのかもしれない。

アトランティックスター

思っていたよりちまちました(のわりに大味な…)ゲーム。カードを取って航路を確定させる、というテーマだが、あまりそれを意識することはなく、常に4枚の船カードの場とにらめっこして、自分のほしいものが他人に取られると「アァ…」と嘆くというせつない展開になりがち。プレイが6人だったのでちょっと切なすぎだったかもしれない(自分の手番が回ってくるまでに目当てのカードが売れている可能性が高い…まぁ回転が速いともいうから人と被らない航路をさっさと見つけられれば強いかもだが)

4枚のカードには0〜3000までの価格がついており、安いものを取ると、取られなかった残りのカードが安い方向に下りてきて、山札から高い場所にカードがめくられるという仕組み。基本的な部分は「郵便馬車」にかなり近いが、自由度を手持ちのお金で買う(そのお金のマネジメントをする)あたりがポイントか。

序盤、カードの価値がわからず手探りだったため、終盤になると金が余りはじめ、好みの路線カードが出るまで、金を使って何度も場札にリセットをかける豪腕プレイが続出。はたで見ているプレイヤーは切なくなりっぱなし。

一番最後まで残れた人は、突然全ての残り札が無料で獲得できることになってしまう(プレイヤーが一人だけ残って価格0の場を取り放題になるので、実質、そういうことだ)。このへんのカードの価値の変化が面白いと思った。

とはいえ、終盤に居残りになった人が切ない感を味わいながら延々と場札をめくりつづける(そして大していいものが残っていない)、というのは後ろ向き。あ、しかし、これも人数によるかな。4人くらいのプレイだと残り物に福があるかもしれない。