30日のプレイログ(クレオパトラと建築士、ほか)

クレオパトラ建築士

デイズ・オブ・ワンダー社というアメリカの会社のゲームなんだけども、DoW社的に面白い感じがする。前作「キャメロット」とゲームは違うけれども通底するものが似ているというか。乱数やプレイヤーの心理で展開が変わってしまうあたりか(あと、カードの扱いが割とぞんざいなところとかも…)。何回もプレイして勝ち筋を確かめたくなってしまう。いや絶対的な勝ち筋はないのだけど、自分の適応力を試してみたくなる。

乱数で展開が変わる、というのは、当たり前のようだが、これは所謂自分がやっているドイツゲームの中心とは、少しテイストが違うように感じる。システムによってプレイヤーに縛りをかけていき、プレイヤーがその縛りにうまく適応する、というのがドイツゲームの本流だと思っているので。

普通、展開が乱数や心理まかせですよ、ということだと大味なゲームになってしまう。「クレオパトラ」にも緻密さは感じないが、乱数や心理要素がそれなりにプレイヤーに考えることを要求してきて、面白くなっているから不思議だ。

あぁ、この場合の面白くなる、というのは、盛り上がる、という意味の面白くなる、だな。