無意識の男視点

かまいたちの夜2」の「底蟲村篇」の終わり方についてメモ。おれにとっては痛快で笑えるものにしか見えないが、同じものをやった女の子の話を聞いたら、複数の人が「きれいな終わり方」という感想を述べた。

月並みだがこれが性差というやつか。いや小難しい話ではなく。

(以下、話の内容に若干触れる)
普通、エンディングでヒロインとふたりきりになったら、その後はなんかヒロインと絡みがあっていい気分にさせて貰えるものだろうと、男性読者ならどこかで期待しているものと思われる。そのあたりがバッサリ(いや、パックリ)裏切られると、口をぽかーんと開けたまま「あ、あはは…」と笑わざるを得ないのであった。

ときどき、女のゲーマーは趣味がちがう、わからん、という話になったりするが、それはゲーム自体が、陽に陰に男性視点で描かれているということから生まれている事態なのかも知れない、と似非フェミニスト的な結論を書いておこう。