最近の本棚

ネタで始めたが、寝床でDSで遊ぶのが便利でやってしまう。多少バランスがアレでも、構造的にwizなので、先を見たくなってしまう。「前衛がかなり不安になってきたんですけど、おれのプリーストはいつ2回ヒットする武器を手に入れられますか」…といったタイプの期待が、ボタンを押させつづけるわけだ。その手の細かいヒキが、常に複数上がっているので、やめるにやめられない状態になる。

このシリーズは電子ドラッグとして規制した方が良い。おれの中でもはやRPGは終わったゲームだし、他のシリーズは殆ど遊ばないが、このシリーズの麻薬性に、まだ自分がはまろうとしていることが、驚きだった。wizの呪いを外す方法としては、最初に全マップと全アイテムを見てしまうくらいしかないんじゃないか。いや最後までやらんけど。

昔持っていたBNNのウィザードリィファンブックには、プレイヤーからの声のコーナーがあり、「こんなゲームやっていたらINTが下がってLCKにも見放されますよ!」というマイナスの評価も載っていた。その通りだと思う。

で、ウィザードリィとどちらが原因か結果かわからないが、文庫で『アラビアの〜』を買ったので読んでいる。作中作の『災厄の書』、話だけを追うと軽いなぁ…<訳注>でいわんとしていること、<訳>と<原文>の緊張関係みたいなものを感じながら読むと、わりと楽しい。

『災厄の書』は、wiz外伝2「古代皇帝の呪い」のノベライズがベースになっている、と言われている。

いまどきゲームボーイ版の外伝2なんてどこにもないだろう、と思って、おもいついたときに傍らにあったDSのを買ってやってるのだが、べつに手に入ればDSのしょっぱいwizをやりつづける謂われはないので、そのうち買う。やるかどうかは不明。