10分以内にカルカソンヌの面白さを説明しよう
というGIGAZINE的なタイトル。
XBLAで「カルカソンヌ」が無料配信らしいので乗っかりで何か書こう。
これ。
面白いところをかいつまんで説明します。制限時間は10分。よーいどん。
大雑把なルール
- タイルめくる→置く(地形がつながるようにするのが条件)
- 置いたタイルの上に、手下駒を送り込む
- 手下が乗っかるとき「地形」を選べる(道、町、修道院、平原)
- とりあえず平原は後で覚えればOK。
- 修道院は「引き」要素が強いので、これも後で覚えればOK。
- 手下が乗ってる「地形」が完成したら、得点が入って、手元に駒が返ってくる
- 道は1枚1点。
- 町は1枚2点。
- 手下の駒は7個しかないので、回収しながら置くようマネージしないと足りなくなる。(重要)
- 逆に言うと、ライバルの駒は回収できないようにしてしまえばいい。建設中の都市をむやみにでかくしたり、都市に道を誘導したりしてタイルを置きにくくすると、その都市の完成する確率は下がる。
ルールその2
- 複数の駒がある地形が完成したら、プレイヤーごとにそのスコアが同額入る。
- でも、駒数でトップのプレイヤーがいる場合は、そのプレイヤーのみにしか入らない。(重要)
- よって、大きな都市が完成しそうな場合、その都市にどれだけ手下を送り込むかという争いになる。
ここで重要なルール。これがゲームのスパイスになってる。
- 自分や他人の手下が置いてある地形に地続きで繋がってる地形には、駒が置けない。
- でも、バラバラに駒が置いてあった地形が「あっ、繋がっちゃった」で、結果的に繋がるのはOK。
- かくして、「今はつながってないけどつながりそうな巨大都市にじわじわ投資したい」バーサス「横からスコアをもらいに来る奴を地形で遮断してオレだけ得点を獲りたい」という争いが勃発する。
あちこちで、そういう封じ込め合いや、相乗り・奪い合い・遮断し合いが起きるので、見た目よりタクティカルです。
おすすめプレイ人数は2〜3人。
あぁ10分過ぎた
本物はこちら。
カルカソンヌ (Carcassonne) Für 2 - 5 Spieler ab 10 Jahren ボードゲーム
- 出版社/メーカー: Schmidt Spiel + Freizeit
- 発売日: 2001/01
- メディア: おもちゃ&ホビー
- 購入: 3人 クリック: 47回
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追記: DISられた(ゲームが)
実際にボードゲームでプレイすると、上に書いた内容の面白さが、ゲーム後半でことごとく蒸発していってしまう、というのは確かなんですよねぇ。長いし(前半テレテレやってると、60分くらいかかる)。20分くらいで終わればいいんじゃないのこれ。
BSW*1でやったときのドイツ人は、カルカソンヌ打つの早かったですよ。私らみたいにタイル引いて「うーん」とか合う場所を探してクルクルまわしません。常に即決。クルクルまわすのはカタンで麦鉄羊とか書いてあるチャートを参考にする程度の素人のようで…すいません誇張です。
プレイングによってダレる危険性は確かに高いんですけど、人数を増やさないこと、何度も同じ人と打ってみること、タイルの数構成とかも覚えて確率計算ができるようになってガチになる、あたりを条件に入れれば、わりと面白いので、総合的にはそんなにしょっぱい点をつけなくていいんじゃないかなと思うのでした。
あと、何度やっても「あれ、これってこんなゲームだったっけ…?」と、プレイ感の期待値と実際の感覚が違う気がする。で、そこから、何かルールを追加したくなるところ、そしてその変更を受け入れてしまうルールのユルさがすごいと思います(もちろん、ルールをいじれるボードゲームでの話)。今日も上の記事を書きながら、**が**したら即時終了、みたいなサドンデスルールを追加したらキビキビ終わらないかな…とか妄想してました…。
と、とにかくいいゲームですよ…カルカソンヌは…。