Slice
短編の味わい
人にあげる短編集を選ぶことを考えてみたい。チョコレートの詰め合わせをもぞもぞ食べながらそう思う。チョコレートひとかけは一瞬だが、短編なら全部食べ終わるまで数時間、ちびちび分けて楽しめるし、賞味期限もない。なんだめちゃくちゃコストパフォーマンスが高いじゃないか。ノンジャンルで完全な嗜好品として見て面白い短編集を探すのを趣味にしたい。地力はないけど…。
書き方を変える
「会議を使って評価を上げる」とか何なんだよくだらねぇ、と最初思ったのだけど、考え直した。「評価を上げたい!」ような野心的な人に、どこかで読んでもらえることを想定した書き方をしているのかも知れない。
会議に何の準備もしてこない割にダラダラ喋って「じゃぁ続きは次回」としか話をつなげられない人は、どこで何を読んでいて、そういう人に読んでもらうにはどういう惹句を考えればよいか、ということだ。
万人にわかりやすく書く、ということには自分はあまり興味がないんだけど、「小学生高学年が必ずヒットを打てるようなコースに投げろ」というふうに考え直すと、それは練習のしがいがあることに思える。
なんで短編集とかいきなり思ったのか自分でも意味がわからなかったが
理由をむりやり考えると、「サン・ジョルディの日にトラックバックで本を贈ろう」*1キーワードを思い出したからで、なぜそれを思い出したかというと、wikipedia記法というのを見て、はてなダイアリーのキーワードって、そういう「説明」「情報」とは別の使い方をしてたんだよなぁ…と思ったから。
キーワードを使うことで、自己組織化ができるような幻想を持っていたのかも知れない。いや、今でも、ちょっと持ってるけど…そういうことは個人の責務になってきてる気がするし、こういう寝言が通じる人の割合も少ないんだろうなと思う。