はてなブックマーク基礎論

問題(案)

1. (配点 各5点)
次の「はてなブックマーク」タグについて、(a)それぞれ、タグ付与者はなぜそのようなタグの形式を取ろうと思ったのか、利用者のタギングの動機を推測しなさい。(b)また、同じユーザとして、そのようなタグを許容することができるかどうか、感想を書きなさい。
問2. (配点 5点)
問1に立脚して、「日本語圏におけるフォークソノミの崩壊」について、自由に論じなさい。
問3. (配点 5点)
問1に立脚して、「フォークソノミ以外の知識のソーシャライズの可能性」について、論じなさい。

思いつきでアンケートとった

「はてなブックマーク」の自分のブックマーク数(被ブックマーク数ではない)が2000を超えている方にお尋ねします。 <正直、今の自分のブックマークを…リセットしたくないですか?>

で、その結果。

この結果を信じて、「えっ、はてブをリセットしたいって思ってる人ってこんなに多いの?」って驚いておこう。
ブクマコメント。

b:id:REV つ新規id /別に

新規idでやりなおせばいいじゃない! サブアカ使えばいいじゃない!
…じゃぁなんで、ここで「リセットしたい」って答えた人は、サブアカをとって新たな気持ちでブックマークをはじめないのか。僕はそのあたりに興味があるんですよね。

b:id:fk_2000 人生と一緒ですよ。リセットの利かない一度きり。

おもしろがってくだらない記事までてきとーなタグでブックマークしていたら、見返す気も起きないゴミの山になっちゃってた、というのが、自分のブクマの状態。
こんなぐちゃぐちゃに散らかるとは思ってなかった…それ、自己責任ですかそうですか。
そう考えれば確かに、「人生と一緒」なのかも知れない。でもそれは、「人生と一緒」みたいにデザインされてるだけでは? と思う。

言いたいこと

上の「問題」とか意味不明だな。

(念のため言っておくと、<俺様タグをつけるやつがいるよ!>という話ではない)

しかし、話を展開させる気力がない…。

共通して言えるのは「ブックマークするときに感じる不自由さを無視した、俯瞰のブクマ論に興味は持てない」ということ。

悪意をもったユーザがネガティブブクマとやらをつけてまわっていて、それが問題みたいに思われてるのであれば、それはあまりに一面的な見方だ。

私たちがブックマークする瞬間に感じる不便さや強制力が、私たちに今の使い方をさせているのだし、その積み重ねが、「はてブ村」だかなんだか知らないものの土壌をつくっている。

私の感じる不自由さの累積が、妙なブックマーカー(って誰?)を生んでいると言ってもいい。