日記

ぼんやり会。

熊本らしい、古民家再生的な何かの店で晩ご飯。客が多く、雨がぱらついていたのに中庭しか空いていないという。そのまま中庭で食べる(母屋の軒が大きく張り出ているので雨が直接あたるわけではない)。

文庫本の『食堂かたつむり』をぱらぱら眺める(偉そう)。口がきけない、というところだけ話のフックにして、すさまじく平易な文章で、延々と、起きたことが書いてあるようだ。

映画版に関する会話。

「町山さんだったか忘れたけど、なんか4点って書いてあったよ」
「その点数は、超映画批評でしょ……そうか、超映画批評で4点か……」

デビルマンに次ぐスコアじゃないのかそれ。自分の中の童貞をこじらせる(あるいは、そんな映画を見て癒された、という人と無難に会話するトレーニングを積む)という意味で見ておいたほうがいいのかもな。

しかし、実際に見た結果が「そうでもなくないか?」であっても「これは本当にひどい」であっても、自分のためにはならないし、結局どうでもいいのか。