渇き

だいたい半笑いで2時間過ぎる。しかし何だったのか、と言われると「いや別に……」という感想。

吸血鬼という設定で、罪を犯したり罪を問われたり、という問題はどうでもよくなっていて、それは狙ったところだと思うのだけど、その上に何があるかというと、よくわからない。神父でなかったら、悩みすらしないだろう。

人は殺しても親は殴るな、という規範が出てくるが、これは皮肉か。神のいない夜にも、オモニの抑圧の目が閉じられることはない、とかなんとか。

73点。