3月観た映画のまとめ

今月はあんまり見てませんがどれも最高です。

1 白いリボン 140分かけた大ボケが炸裂。戦時だから、とか、戦時だけど敢えてなんとか、というヌルい思考でそれまでの醜さを忘れて祭りに興じようとする心は、この村のように爆撃で焼かれてしまえばいいと思う(爆撃はおれの想像ですが)
2 悪魔を見た 点数は低いけど最高。これを観た後、手に取った韓国映画ドラマDVDのイ・ビョンホンの「特殊な訓練を受けた国家機関の人間」率が高くて笑う。イ・ビョンホンは怪我しない。なぜならイ・ビョンホンとは特殊な訓練を受けているものだから。キャスティングそのものがギャグ。
3 ヒアアフター 深読みに耐えうる映像。いやほんと、「ディケンズの夢」のシーケンスとか、スルーするのはもったいないので皆さん深読みしましょう。
4 ザ・タウン 端正なチンピラ映画。ハート・ロッカーの人のキレ具合も素敵。プロフェッショナル描写を細かく作ってあるとそれで評価上がるな。
5 アンチ・クライスト 点数は低いけど忘れようがない。動物がしゃべって奥さんが発狂するだけの映画とか冷静に考えてすげぇ

震災のせいではなく単に映画をサボっていた。いや、他人の言葉に心穏やかでなかったから、気が向かなかった、という意味では震災のせいだったのかも知れないが。