怪談の夏、二本の夏
誤変換だが不条理っぽくてこわげ。無教養な僕にとって怪談というのは予備知識少なくてもサプライズを仕掛けるセンスだけでなんとか面白がれる貴重な楽しみなのですが、自分があそこに投稿した怪談に尾鰭がついて、夏ごとにだんだんいろんなサブストーリーがくっついてるのは、ちょっとうれしいものです。自分の小さな虚栄心を満足させるためにこっそり書きますけどね、20位以内に2本入ってますよ!
でもきっとこうやって嬉しいとか書いている記述そのものが、怪談の作者が呪われて殺されるという大きな怪談の伏線になるのかも知れないと思ったりした。
とそんなことを書いて邪気払いのようなことをしている自分もそうとうなビビリだと思った。
人力検索改善グループ「はてなねくすと」
(いろいろ言葉足らずな部分をいじり中)
人力検索の事情には、はてなダイアリーに輪を掛けてうといですが、こういうものがあると知りました。
http://jinriki.g.hatena.ne.jp/ (←)
ひとつの「見解」として、提示されるなら、面白い試みだと思います*1。しかしその「見解」が実際のユーザの利益を代表できるとは限らない。
前にも書いたけど、有志のユーザによる「見解」づくりが、賢人会議になるとは限りません。なるかもしれませんがならないかも知れません。そもそも、そのグループの「見解」に反対の立場の人もいるかもしれないわけで、その人たちにとって、そのような「見解」は全く合意に値しないものでしょう。
だからこのように、グループの中で「閉じた」(…しかし、何に対して?)議論をしようとすると、反発する人が現れて、紛糾しがちです。
しかし、問題はそこではなく、個人が膨大な過去ログを相手に格闘しようとすると、めんどくささで議論が縮小していくということなのではないでしょうか*2。考え方の近い人が、自分達の意見をまとめて、「それについての見解はここに書いてあります」と、提示できるような場所があれば、ずいぶん便利になるのではないかと思います。
それを超えて、「はてな**」と、あたかもその見解がオフィシャル(あるいはオフィシャルに準ずる合意)であるように、気負ってしまうと、「見解」に同意しない人からの反発もあるのではないでしょうか。
(すでにやってられるものに、いちゃもんをつけるつもりはありません。成果が出ることをお祈りしております。)