子供と遊ぶゲーム
年齢によりますが、ほんとに「らしい」(僕が守備範囲にしてる)ゲームは10歳くらいからなんじゃないかなと思います…。
そんなに子供の相手をするのが上手なわけじゃないので参考程度に。詳しい方のご指摘もいただければ幸甚。
5歳以下
ほんとに幼い子は「数」「対応」「勝利」の概念がないので「ゲーム」より「おもちゃ」をどうぞ。百町森とかで売ってるものが参考になるでしょう。
http://www.hyakuchomori.co.jp/
5歳〜(色やかたちの「対応」)
7歳〜(「数」が扱える・「やることの優先順位」がわかる)
http://www.ps-hiroshima.com/board/kinderspiele.htm
http://www.ps-hiroshima.com/board/kinderspiele2.htm
このへん参考に。Haba、Amigo、Drei Magier のものは、ハズレなく楽しめると思います。
10歳〜(かんたんな駆け引き)
- ノリ重視
- 「ノイ」(「モレール」)「アップルトゥアップル」「トレンディ」「闇の怪盗」
- 本格入門
- 「6ニムト」
「ゲシェンク」「ロコ!」「お邪魔者」「コロレット」 - メモリーゲーム
- 「マンマミーヤ」「漁師のフリッツ」
- バーストゲーム*1
- 「フロカティサーカス」
- アレックス・ランドルフのゲーム
- 「チャオチャオ」「ガイスター」「ハゲタカのえじき」
- あまりガチだと泣くので注意。
- 手加減してあげたい場合はメモリーゲーム(記憶力を試すもの)などが使えます。
アレックス・ランドルフのゲームは「なんか考える」「でも結局よくわかんない」ので、おすすめ。ボードゲームとかいって「人生ゲーム」のような運ゲー(ゲームというか双六)しか与えられてない日本の子供におすすめしたいです。小さい子供から遊べるものもあります。
詳しくは http://www.hyakuchomori.co.jp/toy/item_game/pages/alex_top.html
12歳〜
こっからは程度によるかも(日本では14歳〜くらい?)。ファミリーゲームの大半は遊べます。スジがいい場合はあらゆるゲームに楽しさを発見できるでしょう。システムを理解して楽しめるようになるには、確保できるプレイ時間も考慮のこと。
とりあえずプレイスペース広島の在庫だけ見て買えそうなものを拾ってみました。(僕の好みも相当ありますが…)
比較的安価でポピュラーなもの
- 「家系図」
- バカゲーぽい外見に似合わず普通の手札マネジメント
- 「ボーナンザ」
- 交渉主体のいいゲーム
- 「カルカソンヌ」
- 運ゲーに見えるが「邪魔」と「共存」のゲーム
- 「珍獣動物園」(ハイ・ソサエティ)
- 競りのジレンマがわかる
- 「バン!」
- 特殊カードとかに抵抗なければ
- 「ブクブク」
- 外見に似合わず重いゲーム
本当にガチのゲーマー体質なら
- 「操り人形」 僕はようやらんけど…(笑)
- 「サンファン」 ま、<部長>なので
補足
- 買うときは「プレイ人数」に注意。
- 「プレイ時間」にも注意。10歳前後の子供が集中できる時間は30分〜45分がいいとこ。
- ?Dでは「ゆうもあ」の id:rinshan さんの日記とかが、子供と遊ぶ様子がわかって楽しいです。
*1:度胸だめしのようなもの
ゲシェンク
というわけで、人に薦めてまわる人になってました。
- http://homepage3.nifty.com/nakuto/bgeme07/bgeme342.html
- http://ejf.cside.ne.jp/review/geschenkt.html
イヤゲー。後ろ向き。でも笑う。やぁ…これは楽しいです。個人的には、下家が取りそうなカードを寸前で攫って、下家のチップを削っていく=「直接下家をイビる」という嫌らしさが、この簡単なルールでできるのはとてもいいと思う。
ゲームとしての滋味があるかというと、ちょっとどうかな、という感じはする(シンプルすぎるし、運の要素もかなり大きいので、結局どうしようもねぇだろ! と誰かが怒り出したらそれっきりになる可能性もある)。しかし、同じ理由で好きな(あるいは、同じ理由で嫌いな)「トレンディ」よりも、悩みが悩みになっている。
子供向けではありませんでした
上のエントリで「子供向け」と書きましたが、子供にこれをやらせたら、「自分だけぬけがける」「人の苦しむ様をながめてガンバレーとニヤニヤする」いやな子になることうけあいかもしれません。
そういうところで泣いたりしない年齢になっていれば、かなりおすすめできると思います。「ルールの切れ味」がわかる、いいゲームだと思います。