人によっては信じられないことかも知れないが、いろんな短編アンソロジーSFマガジンの巻頭特集を読むのが苦手だ。他人の考えに同化するのがめんどいというか、それが楽しさに変わるまで時間がかかるのだ。

日記においても同じで、要するに自分の書いた文が一番肌に合うのだった。

世間で、大部の小説が売れるのも、ぼくのような自分の書いたもの大好きイズムが一因となっているところも、あるかもしれない。他人に同調するのめんどいという。携帯電話の自分の「送信メール」を、大事に取ってませんか。ぼくは取ってます。

で、何が言いたいかというと、ひとの日記や文章をがんばって読むぞ、といういつもの結論。シーケンシャルに読むより、並列的に読んだほうが訓練になるだろう。