幻惑の死と使途』,森博嗣,講談社文庫,ISBN:4062730111

なんかオレ、だんだん森博嗣のこと好きになってますヨ、先生! 明らかに読んでて一喜一憂する瞬間が増えたというか。もはやミステリはどうでもよし。<理系>ミステリとかもどうでもよし。
ブコメへの耐性がないからこういうのでコロっとやられちゃうのか。表面的に似たような絵柄の出来事でも、いろいろなことが伝えられるのだなぁと(たとえば、ラストは素でそこだけ読むとたぶん殴りたくなるが、そこまでの会話と感情のやりとりで、納得させられてしまう)。子供のように「すごい!」と感心しました。
あと「文系の女の子なら魔法信じてそう」とか書いてあるのは冗談というか煽りなのでマジレスしたらダメです。