間歇日記が現在に追いついて未来に行ってしまった。

http://web.kyoto-inet.or.jp/people/ray_fyk/diary/dr0305_3.htm#030521

「煙草をやめると時間の感覚が50%長くなる」おおお! それはすごい! オレが見ている世界と喫煙者の世界は違う時間が流れてるんだ! と思って読んだら、単に依存している状態で禁煙したら、煙草ほしさに時間が長く感じられる、ということだった。喫煙者限定じゃないか。しかし冬樹さんも書いてられるがこれはいざというときのための特殊能力として喫煙者に与えられているもので、清涼院流水であればたちどころに、禁煙することで主観的時間の流れを変えて時間稼ぎをする「断煙長考」などの必殺技を繰り出す探偵を創造するのであるたぶん。あ、断煙じゃなくて、脱煙、だったっけ。

後記。

しかし、じぶん以外の<主観的な時間>、ひとがどういうタイムスケールで生きているか、なんてことはどうやっても知り得ないわけで、たとえば、AB二人横に並べて10秒計ってごらんと言ってストップウォッチを押させたときの時間は、客観的にどちらもぴったり10秒だとしても主観的にどういう感じ方で計っているかはわからない。

そんなことは当たり前だが、たまに、ごくたまーに、昔のCDやテープを聞くとあれ? 「アキレス最後の戦い」*1って、こんなテンポ速かった?と驚くことがある。自分自身でも主観的時間は変化しているのだ。おそらく年を取るごとに時間の流れは速くなる。怖いね。

*1:ツェッペリンの曲。デーデデデーデレデデデデデデデーと口真似が気持ちいいので大好き。