ライトゲーマーになってしまった人をどうするか

会社ゲーの習慣が少しずつついてきて、ワードバスケットなら、置いとけば勝手にやってくれるようになってきた。でも、それ以上難しいゲームをしたがらないような雰囲気ができてしまっても困る。

人それぞれだと思うし、コミュニケーションや息抜きのためにだけゲームを楽しむというのも、まったくもって、あっていいと思う。でも僕は、この趣味の楽しさは、「さまざまな遊びのルールや、考え方のしくみと出会いつづける」ことだと、思っている。だからできれば、もっと時間をかけて遊ぶゲームも、やりたい。

そう思って、会社の中で、けっこうゲームゲーム言い続けてみたけれど、「初心者」はあまねく「ゲーム慣れした人」になるわけではない、ということがわかった。逆に、「初心者」でも、いきなり「操り人形」をやらせても、ていねいにインストして、プレイの補助をすれば、ちゃんと、ハマるタイプの人もいる。

これは重要なことだと思う。ワードバスケットや6ニムトでいいや、という人も、世の中にはいて、いてというかむしろそういう人が世の中の大多数なのだ。それは、どうこうできるものではない。ぼくたちにできるのは、せいぜい、選択肢を増やすことだと思う。