ニューエントデッカー

http://ejf.cside.ne.jp/review/dieneuenentdecker.html

コスト(お金)を払って、船を進め、海に浮かぶ群島の未確定地形を、タイルを引いて並べて確定させる。島全体が完全に確定したとき、島にどれだけ自分の探検隊を上陸させていたかで、勝利ポイントが与えられ、またそのときの探検隊を「族長」から贈り物(最後にボーナスポイントになる)を貰うために、「族長の家」の前に並べることができる。

ルールを聞いているととっちらかっているような感じもするが、プレイはとてもやりやすい。

最後の島決定時の「族長の家」の並び方で、贈り物ボーナスの行方がけっこう決まるので、最後の島確定に参加できるようにお金と上陸を調整したほうがよい。終盤までの「族長の家」はほとんど布石のようなもの。

地図の仕上がった見た目も美しいし(このへんは本当にカルカソンヌというよりネオアトラスですね)、小さなウッドチップと族長の家と贈り物の見た目は、馬鹿馬鹿しくて素敵。家の中から贈り物を取り出すのは、駄菓子屋で籤をひくドキドキ感がある。2時間弱かかるが、いろいろ考え方の補助をつければ、充分初心者も楽しめると思う。