昨日、森博嗣ライナー・クニツィア で、どっちも作家の発想じゃなくて、アンチ職人気質な職人ぽいところが好き、なようなことを書いたわけだが、では翻って、作家の発想そのものが好きなのは、誰だろうと考えてみる。うーん、そんなこと言えるほどたくさんミステリもゲームもやってない。

たぶん、将来こういうことを言っているかなぁという、予想みたいな感じでよければ…ミステリは「ディクスン・カー」、ゲーム作家は「アレックス・ランドルフ」と言ってるんじゃないかなぁ…。と思う。あ、この二人に関しては、共通性はないです。単なる思いつき。

Alex Randolphについて
http://www1.u-netsurf.ne.jp/~hourei/game/author/randolph.html などに詳しい。ぼくは「はげたかの餌食」「ガイスター」「チャオチャオ」をやったことがあるが、いずれもシンプルきわまりないルール。基本的に考えられる戦略も、シンプルきわまりない。しかしそれは言語化できる部分がシンプルなのであって、あえて言語化しようとするとハマるのでふつう言語化しないような部分が大きい、ということじゃないのじゃなかろうか。