http://d.hatena.ne.jp/DocSeri/020310

「いまはてなに関わっている人間には緊張感がない」というのは、かなりポイント高いと思います。ちなみにぼくのネット史上、これまでの最高得点ワードは「外野がうるさい」関心空間にて)です。外野って。

ネット文化というのは「緊張感」を強要する総合職的価値観みたいなものを嫌う方向で、コンピュータユーザを中心にしてつくられてきたみたいなところが、あると思うのですが、それには、どのくらいの説得力があるのかな、とは、思います。

ぼくはリアルでも「緊張感持ってがんばれ」とか言われたら「緊張しなくていいように頑張るんじゃねぇのふつう?」と、かなり得意げに言うし、個人の「がんばり」みたいな資質にことのなりゆきを任せるのは好かないのですが、そういうこと言うのは、単に自分が怠け者だからそういうふうに理論武装したがっているからに、ほかならないわけで、そのあたりの優劣関係というか、いや倫理観なので優も劣もないとは思うんですが、おたがいの有効範囲というのはもっと明確になってもいいのではないか。

あと総合職的と書いたのは他に言葉がなかったからで、たとえば「エクセルで大量のデータを打ち直すひと」みたいな…それで「がんばった! オレ仕事した!」みたいな…感じという程度の意味で、特定の職種に恨みがあるわけではないです。