「もとをとる」という発想

いちど玩具価格で見てしまうと、ボードゲームってお安くないな、というのをあらためて実感する。ちなみにドイツ版カタンもトラベルカタンも、4,000円台で売ってあった。

じぶんの中の「ボードゲーム平均価格」は4,200円くらい。それくらいまでは、「定番」「評判いい」「ぜひ一つは持っておきたい」みたいな煽りで、わりと素直に買う。

これを越える出費は、重いゲームをやってみたいとか、やってみたけど滅茶苦茶燃えるとか、なんかシステムが面白そうだとか、(結局全部じゃないのか…)とにかく自分の欲求を満たすために買ってる気がする。

逆に言うと、この値段以上では「家族のためにやる」ゲームは買いづらいかなと。

どれだけ「やればすぐにもとがとれる」とはいえ、「もとをとる」には、プレイする時間を作らなければならないのだ。小学生のとき年に何回、人生ゲームや億万長者ゲームで遊んだか、考えると、ひとつのゲームに使えるお金はそれほど多くはないという気がしてくる。

ま、プレイする相手と時間が手に入れば、安い趣味だと思うけど。