カフナ

http://ejf.cside.ne.jp/review/kahuna.html

昼休みプレイ。ガチの思考ゲームと思っていたが普通に面白い。運の要素ありの陣取りゲームだけど、ローゼンケーニッヒよりは笑える要素(「じゃ、ここでパスということで」みたいな)があって楽しい。

自色の橋が増えていくと行動が制限されていく(自分の色の橋に対して繰り返し何かするということはないので)。こういう、大きくリードしている方が不利になるシステムって、個人的にはちょっと作為を感じるな。昔のレースゲームみたい。

基本ルールでは、カード2枚使った橋破壊の跡地に自分の橋は造れないが、これは作れるようにしたほうが局面が大きく変化して楽しいかも知れない。(訂正:このルールは「相手の支配地には橋を架けることができない」というルールとセットでアドバンスルールになっており、むしろ局面の変化しない詰みゲームっぽいものになるようです)

あと、架かっている橋が「奇数」か「偶数」かで、島の意味が違うというのも面白い。(橋の数が4本など偶数の島は、状況を覆すには最低2本の橋を置き直さないといけないので、一度取ると安定。だいたいは勢力が均衡する)

相手が取ったカードと消費されたカードをチェックして、これからアツくなる場所に布石を打っていく様は、「王と枢機卿」にも似た味わい。