コメントメモ 1
id:hatenadiary へのリファを見て回る。自分の好きにまとめているだけです。「そういうことは言ってないよ」という場合はコメントください。
キーワードの定義について
- 普通名詞に対してユーザのスタンスはさまざまなのでひとくくりにはできない
- ?Dの美点だった「手軽なつながり」がなくなることを危惧
- 「百科的情報が期待されるなら登録してよい」というのは心配
- 有益性という主観的なものを投票によって結果を出そうとするのは意味ないのでは
- 日常的語彙(生活・行動)に関するカテゴリを新たに作成し、そこに属さないような普通名詞は不要としてもよい
個人的には、百科的キーワードというのは、「普通名詞キーワードの否定」ではなく、「キーワードを立てるためのガイドライン」と解釈したい。普通名詞であってもそこに十分な意味が付与されれば価値が生まれるものとする。
誰でも知っているようなことばにもってまわった百科事典的な記述を加えること、そのものにあまり意味はない。しかしながら、白い目で見られたくなかったら、一行記述ではなく、ちゃんと内容のあるキーワードにしましょうよ、という規範は重要。これがないことでたとえば「捕捉に便利だから」というだけの理由でキーワードが立ってしまい、トラブルが起きてきた、というのがぼくのキーワード史観。
捕捉用キーワードを否定するものではない(最大の補足用カテゴリである「クラブ」の扱いが微妙であることも含む)けれど、それは最初の価値として置いては面倒なのではないか。その意味では上の分類には異議あり。
百科的内容というのは、どちらかというと、ルールではなく理念やガイドラインとして書かれる項目かと思う。
モデレーションについて・その他
- モデレーションだけでなく、実質的な内容を記述できるキーワードを立てるというガイドラインは入れてほしい
- モデレーション案(たぶん今回の原案)
- スコア基準=積極的に「いらない」と思われた数=自動リンク除去を受けた割合にしてはどうか
スラッシュドットをあまり読まないので(なんたることだ)、しきい値とカルマの仕組みがどれだけ使えるものかよくわからないが、システム的に「**が登録したキーワードを淡々と記録するよ」が実装されるみたいなことになるのだろうか。しかしキーワードが人と結びついてしまうのはどうだろうか。Wikiによる百科事典的なキーワード、という発想には逆行すると思うのだけど。
スコアの基準についてはいろいろやり方があると思う。
関連・案
その他、読んで気になった意見
- キーワードによる利益の享受とは。「全体の公共的な説明」「一部のユーザーに通用する楽しみ」
「はてなダイアリークラブ」は特例措置として成り立っていて、ここをつつくようなキーワードテロ行為も過去あったわけだけど、実際に「複数人数が有益」と認めているから不可侵だ、というのを決めるのはとても難しい。そのための措置がシステム的に可能であればぜひ講じてほしいと思います。モデレーションによってそのあたりがシームレスに実現できるのなら、それはいいことかも知れない。