削除とサルベージの応酬を止めるには(案)

id:sugioさん

だから「私にとって必要ないので削除したい」の一点張りで、どんなキーワードも評議会までは持っていけるはずです。

プロバブルではないけどケイパブルって奴でしょうか。ありえますね。というより、それを「問題ユーザ」のパーソナリティの問題として(良識とかどうとか)扱おうとしてる意見が、議論を見えにくくしてきたと思います。

できることはできるんだからしょうがない。

それが起こるか起こらないかは確率の問題でしかないのであって、仮にそれが起きたとき、「あいつは黒ユーザだからしょうがないよな」「よしあいつを黒ユーザに認定しよう」で済ませられる人とは、ひかえめにいって意見が違うなと思います。

解決の方向性

たとえば、火がつくと、すぐ火事になるような場所があって、それを遠巻きに見てる人たちがいて、あれこれ言っている。そういうとき、その人たちが考えている解決案は、主に以下のようなものだと思います。

  • 解決A)悪戯で火を付けてまわる奴の人相や風体、行いを記録して、プロファイルして、同じことを繰り返さないようにすべきだ。
  • 解決B)火を付けて廻らないように、マッチやライターの所持規定を細かくきめよう。

しかし、誰が警察になるのか。誰がルールを決めるのか。今のところAは外部のシステムに依存しています*1し、Bは適切なバランス(?)がなかなか見えてきません。そこで:

  • 解決C)どうせ目を離すと誰かが火を付けるのだから、火がついても燃えにくい素材や工法で家を造ろう。

というやり方をつきつめたらどうなるか、考えてみます。

火の手があがりにくいようにするには

具体的な案。(まとめ中ですが、いきなりたくさん書いても読んで貰えないので、小出しにします…)

  • キーワードを立てる人は、責任を有する
  • キーワードを最初に削除する人は、責任を有する
  • キーワードに関わる削除とサルベージは、つねに二者間の協議のみで行う。(立てた人と、削除にまわした人)
  • そのときの動機は「私にとって有用だと思った」「私にとって不要だと思った」に限定される。
  • それ以外の一般的な「有用性」「公共性」を論ずるのをやめる(きりがない)。
  • 「協議」が発生すると、当事者のキーワードに関する権限は限定される。
    • 新しく何かする前に目先のことを片づけてください。
  • 「協議」状態になったキーワードは自動リンクされない。
  • 「協議」状態になったキーワードは、以降、全てのコメントが消せなくなる。
  • 当事者二人が「削除」「存続」のどちらかに同意した場合、「協議」解除。
  • 全ての「協議」状態キーワードはログが取られる。
  • 全ての「協議」状態キーワードに関わった当事者は記録される。
  • 「協議」状態キーワードを起こしたユーザを、一覧することができる。

説明

これも箇条書きで。

当事者の協議に絞ることについて:

  • 当事者二人の問題に限定しても、キーワードの公共性が失われるわけではない。
    • キーワードを立てることは「公共のこと」ではない。少なくとも最初に立てたときには、キーワードを立てた意志があった。
    • 削除しようとした人も、「これはおかしいんじゃないか、少なくともこんなものいらない」、と思った、という意志があった。
  • キーワードの内容は、公共物だが、立てること、削除することには責任が伴う。
  • それがいつのまにか忘却されて、「みんなのため」になっているのは不自然。
  • あたかも「みんなのため」であるかのように言い張っている人たちが*2、喧嘩を大きくする。

一覧(所謂ユーザの「晒し」)を行うことについて:

  • 恣意的に決めた、キーワードの適正さの式に意味が感じられない。
  • その式のパラメータが適正かどうかが、また問題になる。
  • 誰でも、計算しなくても、明らかにわかるものしか、指標にならない。
  • また、問題ユーザに対して「ヲチスレ」や「黒ユーザリスト」を立てて、「その言動を淡々と記録する」みたいなことは、機械に自動でやらせて、そのエネルギーは別のことに使ったほうがいい。

*1:wikiとか2ちゃんとか

*2:その人達の主張の内容が「間違ってる」とは思わないけれど