長いお別れ,レイモンド・チャンドラー

そういえば読んでた。メモ。

  • 物事の妥当性ではなく、わたしの倫理観に基づいて行動する。
  • 事件が起こる。そして何かの形で事件が解決する。しかし元に戻った世界は事件が起こる前とは違っている。このどうしようもなさ。

…と、話の構造は『長いお別れ』も『重力が衰えるとき』も同じなのだけど、後者はあくまで「ハードボイルド的」で終わってる感じもする。切なさ不足というか。生活感が出てるかどうかが切なさの差で出るんだろうか…?