呼び名について、自分の暗号化(ハッシュ化)について

自分が他人に言及されることはあまり想像できないが、実際に会って呼ばれることについて想像する。昔地元のオフ会に出たことがあるが、そのときも難読気味のハンドルだったため最初恥ずかしい思いをしたことがある。そうだオフ会だ。いつか?D関係の人に会うことがあっても「焚書官さん」とリアルボイスで呼ばれるのはちょっとむずむずするような気がする。かといってこの日記でおおっぴらに実名を晒すわけにもいかない。

いやこれは、正確に言うと違う。ネットでわたしを知っている人に、名前の手がかりを与えるくらいはたいしたリスクではないが(今でもちょっと調べればわかるだろう)、本名とハンドル/IDが並記されて検索可能になってしまう、ということが問題なのだと思った。要するに、あんまり知られたくないリアルの人から偶然にネット活動を知られてしまうのがヤなのだ。

呼び名を公開するとき、この一方向性をどうやって実現すればいいか。SNSなどで限られた範囲の人に名前を公開する場合でも、たとえばmixiでは、プロフィールの名前欄に名前をそのまま書くと、不特定多数のmixiユーザに見えてしまう。その中に私がリアルで知っている人がいるかも知れない。本名を書いたら本名で検索されてしまうではないか。(SNSが招待制だから安心とか言ってる人は何かだまされていると思います)。

ここで何かの「一方向ハッシュ化」を行う必要がある。

たとえば、はてなで使うidについて、本名がなんとなく推測できるようなものにはするが、本名は記載せず検索避けする、というやりかたは、一つの「ハッシュ化」だといえる。母音を取り除くとか、なんとか。

名前がばれる、ばれない、推測可能、程度のことでコントロールできることはわずかだろう。自分のどこを暗号化(…というか、これは主にハッシュ化)するか、ということを選択可能にするべきなのかも知れない。

そういうアプローチで、ちょっと気になってるサービス。→http://www.di-do.net/