上の補足 - 焚書官の日常

偶発的な出会いはそんないいもんではない、という意見に同意。キーワードによる「偶発的な出会い」から、コミュニティが生まれる、みたいなことが言われたりするんだけど、それほんまかいな、ということです。

id:sugioさんはここで、偶発的な出会いを次につなぐチャンスを増やすべき、ということを言われてるんだと思うけど、偶然はあくまで偶然なんじゃないかと思うんです僕は。

本当に人と何か意味のあるやりとりをしたいのなら、少なくとも自分の言葉の通じる人とやりとりしたい。システムが拾ってきた「暑いって言ってる人」との間でやりとりが生まれ、そこで知り合いが１人増えたとしても、それは本質的ではない。

「捕捉」ではなく、みずから使う言葉を選ぶこと、選択することとして、キーワードを使うことで、自分の属する言葉の圏への帰属意識って作れないのか*1。

結局、書き手としてしか、僕たちはここにいられない。IDの向こうに人がいるか、なんていうことは、単なる結果だと思う。

*1:「はてなダイアリークラブ」をもっと柔軟に運用するようなイメージ