ラッキーワンダーボーイ

ラッキー・ワンダー・ボーイ (ハヤカワ文庫 NV)

ラッキー・ワンダー・ボーイ (ハヤカワ文庫 NV)

刺身のツマみたくちょろちょろと読み中なのだが、これは、「ほろにがビデオゲーム・グラフィティ」といったたぐいの本ではない。上手につきあって大人になった上の世代には理解できないかもしれない。テレビゲームが所与のものとしてあった下の世代にも理解されないかもしれない…まぁそういうことにしたいのだった。どうやらこの話の主人公はわたしと同い年らしいから。
つまりこれは、小学生のときにテレビゲームの呪いを食らった人間が、どうやってゲームを終わらせるのかという旅を描いているのだと…え、いや、まだ最後まで読んでませんけど…。