夜

中学生らしい4人連れの人たちが、中の一人にあれこれやらせようとしていた。その一人が後輩だったのかも知れない。面白いことを大声で言わせようとしたり、無理矢理どこかに電話をかけて話させたり。電話は、異性の先輩にいやがらせみたいなことになったのか、「もう、だめです…」と、頭を抱えて顔を赤くして泣いていた。
彼らの誰がどういう人で、それがどのくらいの虐めなのか、よくわからなかった。いずれにしても、彼らの未来は決まったわけではない。