今日の言うだけ番長

別に場所をとってゲーム会をやるだけなら他の人がやってるしそれほど必要はないので、半分ドイツ語勉強して、半分遊ぶみたいな集まりにすれば自分のやる気も出るかもしれない。まぁ解釈が間違ったまま、というのはよくないし、だからといって、自分たちで日本語でルールがわかるものをわざわざドイツ語で読む…のには無理があるから、オブザーバは必要。というかそういう人経由で別のグループにつながらんかなと思う。

普及についてのメモ

ちょっと暇なので「普及」についての持論をメモしておこう。

「私はマニア、他の人は一般人、媒体露出すれば一般人が興味を持ってくれるかも」という図式はさっさと捨てたほうがよい。この世に一般人などいない。皆何かに興味を持っているのだ。その自分の興味を脇において「へぇ」と思ってくれる人なんてごくわずかだ。

他人に興味を持ってもらうことではなく、自分の興味と他人の興味が接続することそのものを、大事にする。

自分の興味が他人の興味に接続して、自分のほうが変化してしまう可能性も、楽しみのうちにいれる。つまり、今は楽しいかも知れないけど、いつか飽きる、いつか別のことが楽しくなってやめるという覚悟を持つ。

他人の興味が自分の興味に同調してくれることだけを期待するのは一方的だ。もっと簡単に言うと、人が面白いと思っているものを知ろうともしないで自分だけが「これおもしろいよ」といい続けるのはイタい。

「興味はひとそれぞれ」*1だからこっちを向いてくれないのではなく、態度が一方的だから相手にされていないのかも知れない、ということだ。

ましてや、メーカーがどうとか流通がどうとか販売戦略がどうとか…あー、まぁ、そういうのは、詳しい人にお任せしますというほかない。少なくとも、いちプレイヤーである自分は「ギョーカイの未来」なんて知らない。

自分が、あまり積極的に6ニムトをやらないのも、相手の目を見ないままで「初めての方ですか? 初心者にはニムトがお奨めです〜」みたいな自動的なノリになるのを警戒してしまうから。確かに初めての人と鉄板のゲームをやるというのは正しい選択なのだけど、鉄板だからって「とりあえずニムト」と言ってしまうのは何かを放棄している。

まぁこのあたりは自分も最初の年いろいろ反省することは多かった。遊んでもらう順番とか考えたりしてたし*2

…あと、そういった理由で、初めてのひとを「引き込む」とかいう言葉をあまり使わないようにしている。自分が相手に引き込まれる可能性を全く考えていない、一方的でイタい言葉ではないかと思う。

google:ボードゲーム 引き込む

追記

これはまぁ一言にまとめて言うと「コミュニケーション重要」ということなのだが、そういうふうに言ってしまうと、「家族と一緒に遊ぶの楽しいですよね」「テレビゲームは一人でやるからつまんないですよね」といった別の短絡的なイメージによって誤解されてしまうので、いつも以上にこねくって書いている。

追記2

自分はサークルを何か運営しているわけではないので「飽きるの前提」みたいなことを無責任に言えるけど、そうじゃない立場もあることは理解してます。

*1:というか、こういう、常に真であるような言葉を持ち出した時点でその説明は嘘くさいというか…。

*2:それが悪いわけではない。でも、それに頼ってしまうようになったら問題だろう