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GOTH

コーヒー飲みながら「暗黒系」「dog」。
この薄さですら一息で読めないとはなんたる。内容は普通っぽいです。トリッキーな書き口は笑うところで、それをさっぴいた後に残る情感を楽しむものかな、と。「僕」の人物像も描写が控えめで、ステレオタイプに嵌る直前で悪くはないと思った。「森野夜」という人はもっとよく解らないので、最後に全部「僕」の妄想でした、ということでも構いません。