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赤緑黒白,森博嗣

赤緑黒白 (講談社文庫)

150ページほど。慣れてしまうといけ好かない会話も気の利いた論理の遊びに読めて心地良い。大ネタについては知識ゼロで読んでいるのでそれを早く知りたいというのもあるかな。最終巻だし、いつもより楽しんで読んでる。

「友達」でなく「お友達が」という言い回しに即座に突っ込む回転の速さが身上。そういえば、謎解きの中にそういう要素(あなたあのとき**と言いましたけど、あれは普通**と言うところですよね、という探偵的な因縁つけ)はあまり持ち込まないなぁ、この人。