もし「ボドゲ静かなブーム」がバンダイその他の仕込んだブック(プロレス)だとしたら
- メーカーは売りたい→「ターゲットは団塊ジュニア!」→雑誌記事を打ってみる
- マニアは「おー、雑誌にボードゲーム関連の記事が!」と喜ぶ
- その記事に触発された取材が来ると、多少ピントのずれた内容でも、マニア層は喜んで「はーいボードゲーム流行してますよー」と言う
- 「ブーム来てる」という既成事実化
まぁそういう場合はプロレスに乗って踊るのがいいのかも。
「チケット・トゥ・ライド」の日本語版リリースも、マニア層のバイラルマーケティングを誘発して「売れていることにする」ための誘い水であると解釈してみたらどうか。
その解釈だと、発売がいささか唐突なのも理解できる。一般の人が、トイザらスで、得体の知れないボードゲームなんて買うわけないけど、マニアはブログに嬉々として「日本にもボードゲームの波が!」とか書きますから。
その効果を受けて、実際に一般の人が買うのは「チケット・トゥ・ライド」ではなくて、主力商品である「野球盤」とか「人生ゲーム」とか。
あ、どっちもバンダイの製品じゃないや。理論崩壊。
…まぁ、おれがバンダイの広報企画の人なら、「うーん、マーケティング的にこの価格設定は…」とかいうリアクションを読んだら「なんだよ、マニアが嬉々として紹介記事を書きまくると思ったのに腕組みかよ」とか思ってるかも。