情報カード,直感と証明

仕事にマルマンのB6の情報カード(ルーズリーフ程度の厚さで、白紙)を使い始めている。前、これを使おうとしていたときの失敗をふまえて、自分が、後で見返すための1カテゴリ1メモに限定して使うつもり。

このカードのいいところを挙げる:

  • ノート地のものは、厚紙製のものと比べて、適当に捨てられる気安さがある
  • 白紙だと「何か書かなきゃ」というプレッシャーが圧倒的に低くて、書くのが楽しい

そのいいものを、以前使って、うまくいかなかった理由を考えた:

  • タスクを一つ一つカード化して見えるようにすれば、やることを把握しやすいと思った
    • カードにタスクを書くのは、そうとう仕事が速くて、かつ、その結果をカードいじりに反映できる人でないと、簡単に破綻する。数日はいいが、一週間過ぎたあたりから触らないカードが生まれる。
    • ほぼ確実におれしか書かないので、カードシステムでパブリックな性格なものをつくっても、書かない人に対してむかつくだけ。

自分にとって用途が間違っていたと思う。カードのサイズを変えても同じ問題が起きた。

一方で、これが自分にとって、バランスのとれたいいものだ、ということは直感的にわかっていた。以前使おうとしたときはその感覚を信じて「とにかくやってみるしか」で始めたのだがうまく行かなかった。

最初の直感を信じていればいい、という人がいる。でもそれは、周囲が自分の直感に対して「あぁこいつはこれがやりたいのかな」と察してくれてお互いに意見を言ったり調整し合える、けっこう恵まれた環境でしか成り立たないと思った。

読み返すと「だったらお前が**すればいいじゃない」というツッコミが多数できるな。これが直接人とコミュニケーションを取らないネット弁慶の弱さという奴ですか。