ボドゲ的想像

先日からときどき、プレイの面子とごはんを食べているときに

ボードゲーム評価サイトの感想欄に<未プレイ>と書くのは、感想があると思ってクリックした人が、がっかりするのでしないでほしい!

とか言う人がいるんだよねー、という話題になる。

話すときは半笑い。

評価サイトとはいっても、DBに、「ボードゲーム」「ユーザ」「プレイ履歴」といったテーブルがあって、個別のゲームに対するユーザの所持・プレイ履歴の管理などもできるようになっているものだ。

プレイヤーのプレイ管理側から感想を書いておくと、ゲーム側から見たとき、「このゲームをプレイした人の感想」が読めるという仕組み。

半笑いで話す理由の一つは、<未プレイ>と書く人と、実際面識があるから。未読王という言葉があるのだから未プレイ王という言葉は彼にふさわしい。地名とかと合わせて二つ名にするといいんじゃねぇの。「浪速の未プレイ王とはワシのことやでぇー! ボインは赤ちゃんのためにあるんやでー!」みたいなん。いや浪速じゃないけど。そういうくだらない話をしながらヘラヘラ笑っている。

もう一つの理由は、サイトの画面遷移の問題(クリックしないとコメント主がわからない、というのには改善の余地があるだろう)が、利用者のマナーの問題にすり替えられてしまうんだねぇ、という点。

あと、そんなどうでもいい細かい苛々を集めてまわれるなんて、未プレイ王は叩かれ界のロングテールだね、とか、いろいろ。

自分が持っているか、それをプレイしたかどうかといったことは、他に記入欄があるのだから、感想を書く場所に<未プレイ>と書く理由はない。理由がないのにあえて<未プレイ>と書くから、いろいろ言われるわけだ。

ここまで考えて想像するのだけど、かの未プレイ王は、自分でプレイ管理のアプリケーションを書いていて、手元のデータをもとに、そのアプリケーションを使って評価サイトに<未プレイ>とポストしているのではないか。一件ずつ丁寧に、<未プレイと>手で書いてまわってるとは、とうてい想像しにくい(ここも半笑い)。

…そんなアプリケーションが書ける人じゃないだろう、だいたいプログラマじゃないだろあの人は…って…。そんなことは知らないし、興味ない(やってたらすごいけど)。まぁとりあえず、そういう想像をしたら、あんまり苛々もしないってことだ。

で、おれは、ボードゲームというのを、そういうIFの想像力(SF力みたいなん)が自然に養われる楽しい遊びだと思っているんだな、というのが、いつもの結論。

追記

そういうの一切無視して、何かの工作という可能性もあるけど、知らないや。