Slice
- クラシックを聴いて、BGMを超えて「楽しい」と思える方向に針が振れるようになってきた、気がした（聴いていたのはグレン・グールドのバッハ）。ピアノ曲以外でどうなるか試す。
- 「おれのブログ無料で読んでるのに文句言うな」という話に関して、私は何か思うところがあるようだ。労力や人気といったものをはかる尺度として、有料無料というかんがえが使われると話が捻れる。元の「文句言うな」はそういう意味ではないと理解したが、うまく言語化できない。
- 以前自分で「驚くべきことに、ブログで議論をするのは無料だ」と書いた。私が感じ取ったニュアンスとしてはこの笑っちゃう感じの「無料」に近い。
- そこからいくつか飛躍。
- 原理的に、すべての記事は同時にweb上に存在するのだから、「いつでも」読める（それゆえ、permalinkに対応づけられた記事を削除したり改変したりすると怒られる）。
- しかし、記事があり、それがいつでも読める、という状態は、逆に不自由なのではないかと思った。
- 「10年前の記事がいつでも読める」というときの「読む」とは、おおざっぱに言って引用と言い換えられる。しかし考えるためには、「そういえば10年前こんなことが」…と、思い出すことが本質的に必要なのだと思った。
