珍味読み、「〜系日記」

珍味読み

ここ数日注目を集めているブログに、「NOVAの英語講師として日本にやってきたものの、来日一月でNOVA倒産→それでも日本で頑張っていく人のブログ」というのがあった。

何をもって注目と思っているかというと、はてなブックマークの数と、LDRの最近の登録状況(チェックしているわけではなく、LDRトップを見たときに目に入る)。

自分はそのブログ、ブックマークはしたけどフィードリーダには登録しなかった。…いや、自分の使ってるLDRの登録フィードが、人のインポートして作っただけの出鱈目さでほとんど機能してないから、っていうのが、登録してない大きな理由だけど…。

もし自分が「日本で暮らしている人のくらしを、ちょっと違った視点から見てる」ことに興味があって、それをネットで眺めようと思うのなら、日本に滞在している外国人の人のブログを沢山登録して、フォルダに入れてると思う。

…カテゴライズなしで、いきなりそれだけ登録しても、それ単なる珍味として読みたいだけじゃないのかな、と思った。

以前『だから、あなたも生きぬいて』という、変わった半生を送ってきた人の本が売れたのを思い出した。

「系日記」

以前自分がアンテナというものを使い始めて、いくつかのweb日記を読んでいたころ、何かの実体が、連続して読むそれら日記の「あいだ」にあった。作家の何年かぶりの新刊が出たことを、あちこちで喜び、しばらくするとその感想が書かれ始めて、今そういう本が出てるんだな、ということがわかる。言い争いになると、それら日記の間で同時多発的にリンクが張られはじめて、なんとなく問題の所在がわかる…ような気がしていた。

「SF系」とか「ミステリ系」みたいな区切る発想をしてしまうのは、自分の頭が古いような気もするけど、なんでもかんでも、面白いだけでフィードリーダに登録してしまうのには、やっぱり抵抗があるのだった。