雑談ログ

  • 母なる証明」のことを話しているうちに、<真犯人>を前に母親が泣き崩れるシーンは、単純に自分の業を思って泣いたのではない、という話になった。あの<顔>は、母親と観客に、「ひょっとして、あんた、今までの経験から、自分が世界で一番不幸な経験をしてるって、思ってるんじゃないのか?」と、問いかける顔。母親が、**を**し、**を**する間、それと並行する誰かの時間軸で、もっと恐ろしくて救いのないことが起きている。母親は、その世界の救いようのなさに対して、力なく泣いていたのではないか。
  • 私はいろいろひどすぎる。
  • 細かいことにこだわる「歴女」の鼻をあかしてやろうと、嘘の歴史知識をその女の子に吹き込むが、他の人も巻き込んで、話が大きくなって引っ込みがつかなくなり、仕方なく、歴史を改変するために果敢にWikipediaを編集する……という話を開発する。それ逆から書けばミステリですね! (「なぜこいつはこの項目に固執して編集するのか」という「日常の謎」を扱った短編……)ものすごく面白い話になる予感がしたので、その場でメモ帳にメモしたが、こうやって書き写してみると全く面白くない。
  • 雑談じゃないですけど、大人というのは、ボウリングでも隣のレーンで起きていることが見えていて、それに反応できる人だと思った。
  • 「恐竜が主人公のハードボイルドなんでしたっけ」「我が愛しき鉤爪?」即答できたのはアヴァンティPodcastを私も聴いていたから。