博士の異常な愛情

今月4本目。こんなんも数えるのか…そもそも熊本は話題作でもシネコンでかからない奴は数ヶ月遅れて来るから、観る時期はあんまり気にしないことにしてる。とはいえこれは。地元フリーペーパーとの連動企画で梶尾真治さんのおすすめでかかってるのだが…。
チケットを買ったとき「途中フィルムの状態が悪くて切れたりしますけど、そのままお待ち頂ければ再開しますので」と注意を受ける。で観ていると本当に切れる。B-52が空中給油を受けるタイトルクレジットでプチン…3分後…再開…またプチン。映写技師の方お疲れ様です。

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感想

……で、内容ですが、「こんな面白かったっけか?」というくらい面白いものだった。以前ぼんやり観たものを見直して自分の不明を反省するのは毎回のことだし、コメディ映画だから面白いのは当たり前ですが……。以前DVDで観たときの記憶だと、キノコ雲とストレンジラブ博士の敬礼しか覚えてなかった。真面目くさった撮影を観ているとだんだんニヤけてくる。ペンタゴンのシーンはどこも最高に面白い。
一番現実離れしたジャック・リッパーの部屋と、一番現実的に撮影してある外の銃撃戦がつないであったりして、映像的にも面白かった。

そういえば、この映画、途中何度も止まったにもかかわらず、終映時刻は、開始時刻から映画の「93分」を足した時刻と大体同じだった。どこが抜けてたのかわからない……。最後は「総統! また、歩けます!」*1→(ドカーン)、っていう終わり方で良かったんだっけ……。

(今の自分の面白さの基準で観て)79点。

*1:ちなみに、この「歩けます!」は、ピーター・セラーズのアドリブだったらしい