2月観た映画のまとめ

新旧関係なく並べるとこんな感じか。

rank title comment
1 冬の小鳥 昭和の小学校ってこんな感じだった。ハードボイルド。救いはないが覚悟がもらえる。
2 ボルベール 予備知識なしで観ると何の話だか意味不明でそうとう面白い。話の落ちどころを想像しながら観るのがおすすめ。
3 英国王のスピーチ わかりやすい話なのに、気がつくと2時間経っていた。その秘密を知りたいけれど、今の見方では何度繰り返して観ても…。ま、あとグランド何周か走ってきたらまた観る。
4 博士の異常な愛情 ペンタゴンのシーンは全部暗記したいくらいのケッサク度
5 キック・アス 映画への愛を確認するためときどき観るもの
6 クレアモント・ホテル 要するに「人生一期一会だよね」という話なのだけど、おばあちゃん側からスタートして描いているところがポイントかな。「ハロルドとモード」も履修のこと
7 スプライス 「ちょっとどこかにいそう、いやいない、むしろこの顔は男かも」というツラの女性顔を突いてくるあたりが絶妙

風邪引いたりしていまひとつ奮わず。旧作をスクリーンで二つ観ることが出来たのはよかった。

一番下でも「スプライス」とか、今月はなかなかよかったのでは。

今月は、名シーン山盛りの「冬の小鳥」で決まり。見た目と違って、「引き取りてが見付かってよかったね、幸せになれたね」という話ではないのだが、それとは別の覚悟を貰って映画館を出ることが出来ると思う。オタ女子向けと表現すると特定の方向にメッセージを出しているように読めるので、書き直しますと……これは「自分が今いる場所は本当に自分がいるべき場所ではない」と思ってる(思っちゃってる)人のための映画。熊本での公開は、Denkikanで来週金曜日まで。未見の方は、お急ぎください。

キック・アス」は、名作をあと300本くらい観た後でもう一度観たいかな。