日記 (困惑映画)

28 Sat

ソウル・キッチン」を鑑賞。

その後ぼんやり会でお茶、居酒屋。お茶はミントとフルーツのババロアケーキが甘すぎず好み。この間そそくさと出た居酒屋に再度。ちょっと狭いが、お高くなくて早くから開いているし、早あがりでゲーム会やった後なんかにはいいんじゃないだろうか。

29 Sun

「My Kind of Town」というゲームを見せていただく。10分くらいで遊べる小品で、ボードゲーム的には面白いんだけど、世の中の人は1800円の映画が1500円になっても「やっぱり映画の日にするー」とか言って見送ったり、DVDレンタルを待ったり、テレビで無料で放映されるのを待つシブチンなわけで、これくらいの「ちょっとした思考と運の遊び」に金と時間を払う人がどこにどれくらいいるのだろう、というのはかねてからの疑問(私だけの疑問というわけではなく)。世の中の人に広く伝播しないから、コアな人が買うのかというと、コア層は6000円で2時間かかるゲームなんてのを何度もやりたがるから、そういう層の中の購入優先度も低い。こういうの買う人増やす運動としては「リア充のゲーマーを増やす」に尽きると思うのだが……。

トスカーナの贋作」を鑑賞。これは…。困惑して忘れられないタイプの映画。でもさすがにこれは、どういう映画か先に知っていたほうが迷わず芝居に集中できていいんじゃないだろうか。

簡単に言うと「いやね私らもうね15年夫婦やってるんですけどね」とボケだした連れに「いやそうなんですわ15年も連れ添うといろいろ不満もありましてな」と被せてボケるが両者ボケで誰もつっこまないまま言い合いになりながら夫婦漫才がころがる、という話。

家で「赤い影」を観た。イタリアが舞台の謎映画なので、昼の内容のB面を再生している気分で楽しんだ。序盤のジャンプカットのかまし技と、老姉妹の恐怖映像に驚いていると、話はそこでは終わらないという。Amazonの感想はそれほどよくないが、「ワイルド・アット・ハート」と同じような「PAL版そのままなので4%早回しになっちゃってる」ことに対する不評も含まれている。

PALやSECAMの毎秒25フレーム方式ではフィルム映画のフレームレートとの差がわずか(4%)であることから、特に複雑な変換作業を行わずにそのまま各フレームを2回ずつ走査して奇数フィールドと偶数フィールドとする。映像の動きは4%速くなり放映時間はその分短くなるが、鑑賞者には気づかれない無視できる範囲とみなされている。ただし音声信号も同じ割合で「早送り」されてしまうため、そのままではすべての音程が半音の2/3ほど上昇してしまう。この変化は特に音楽モノでは無視できないので、音声信号だけディジタル技術を使ったピッチ変換を行う。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%AC%E3%82%B7%E3%83%8D#.E3.83.95.E3.83.AC.E3.83.BC.E3.83.A0.E3.83.AC.E3.83.BC.E3.83.88.E3.81.A8.E8.B5.B0.E6.9F.BB.E6.96.B9.E5.BC.8F