マンマミーヤは面白いのか

受け入れられるかどうか、というのは、おもしろさがわかるかどうか、ということだ。

このあいだ「マンマミーヤ」というゲームを買って、同僚と試しに遊んでみたのだけど、ルールを先によんでいた筈のぼくも最初、何が面白いのか、よく理解できなかった。プレイ後、一人で考えているうちに、遊び方が少しずつわかってきた。

簡単にルールを書いてみる。

  • http://www.mobius-games.co.jp/mammamia.htm
  • カードを出してレシピ通りのピザを作るゲーム。
  • 手札には「トッピングカード」と、トッピングの必要枚数が書かれた「レシピカード」がある。
  • プレイヤーはトッピングカードを順番に場に出していく。自分の手番で、手持ちのレシピカードを満たす材料が、場にあると思ったら、一緒にレシピカードを置く。(まだ、この時点でピザが作れる判定をするわけではない)
  • 山のカードを使い切ったら、今まで出したカードを、最初から確認(本当にプレイヤー達の投げ入れたレシピが実現できるか確かめる)。ここで、プレイヤーの出したレシピが成立するかどうかをチェックする。

要するに、場に、ピザの材料とそのレシピが順番に積み上がっていくだけの、記憶力ゲームで、これに

  • (A)カードの補充は、「トッピング」「レシピ」どちらか1種類のみを手札最大枚数まで取る
  • (B)山札に一枚だけある「マンマミーヤカード」を引いた人が確認作業者(カードをひっくり返して並べる作業をする)・兼・次のスタートプレイヤー
  • (C)プレイヤーは、確認フェーズで手札のトッピングを出してピザを完成させてよい

という、ちょっとしたルールが付け加えられている。

なのだが、「人より多くのレシピカードを完成させる」=「人より多くレシピカードを出す」ことを考えると、その隙間に、いろいろな工夫ができることがわかる。