カルカソンヌ :追記

今気づきました。このゲームは、ほのぼの地図ゲームのような見た目をしていますが一種の「投資ゲーム」です。手下は資本金と考えてよいでしょう。

アツい(大きなポイントが入る or 確定の可能性が高い)都市にはなんとか手下を忍び込ませて、一番手のおこぼれにあずかれるようにする。チャンスがあれば自分だけがうまい汁を吸えるように、多数決でひっくりがえす。

目算が外れると手下=資本金が塩漬けになっていくわけですね。

で、そういう短期投資を繰り返しながら、大局的に強そうな草原を取っていく。この短期的視野と長期的視野の混在が…以下、馬場コラムにつづく。

…問題があるとしたら、投資ゲームであるという認識を「全員が」持って、他人の取りかけている都市や道路に積極的に介入すれば、アツいゲームになるのだけど、ランダム性の高い地図ゲームだと思ってるプレイヤーがひとり入ると、それだけでゲームの方向性が変わってしまうということでしょうか。

タクティカルな側面を判って貰うために「タイルを3枚手札として持ってよい」というルールは、積極的に導入してよいでしょう。

でもそれだとアクワイアとあまり変わらないゲームになりそうな。