ゲームのどこが面白いのですか

もいっちょ、id:gamebookさんところから。

簡単に言うと、行為とそれへの結果の間隔が最も短いのが、今のところテレビゲームという娯楽だから、みんなやってしまうのだと思います。

ぼくも時々無性にテレビゲームがやりたくなりますが、それは、あの「ボタン押せばすぐになんかなる」という感覚を味わいたいからです。正直もう、ストーリーとかどうでもいい。

勉強したり身体を鍛えたりするのが面白いという人がいますが、そういう人は、行為に対する結果を少し長く待てると言ってよい。一般的に、この待ち時間が長いのが大人で、短いのが子供だと思われています。

よって、テレビゲームをするというのは、テーマを云々する以前の問題として、本質的に、結果の待てない「子供」のやる疚しい行為だと思います。

「大人でも楽しめる…」とかいう言葉でテレビゲームのことを話す人の話は、この疚しさを知らないか、意図的に無視しているかどちらかだと判断するので、あまり聞く気になれません。

疚しさを忘れたくなるようなゲームが、ときどき出るので、ぼくもなかなか止められないのですが。ほんとはやめたい。

「いま、ボードゲームが静かなブーム」なのかどうだか知りませんが、基本的に、わたしらファミコン世代というのは、テレビゲームの疚しさを骨身にしみて知っていて、できればそこから抜け出したいと思ってるんじゃないでしょうか。