言っても詮無いし見てる方向が違うんだろうけど

恒例の、「怒ってる人を風よけにして何か言うコーナー」です。

現金玉

個人的な感覚として、たとえばこの日記(?Dメイン)と、断片部g:fragments)に書いていることと、どちらに自分にとっての価値があるかというと、それは後者なんですね。

しかし読者様にあらせられましては、つまらん走り書きよりも「コンテンツ」とか「情報」のほうが意味があるものらしい。

まぁこんなこと書く必要なんてないんだけど一応書くと僕は「わたしはわたしのために日記を書いており、わたしの日記の第一読者はわたしである」と思っている。

自分の走り書き、思考の断片を、ブログ的に整理すると、他人向けの「したくない」作業が含まれていく。思いつきを筋道だてて言語化するのは、しんどいから、なるだけなら、したくない。

そこを「金銭(ポイント)」という対価で埋めるのは、まぁ労力の代償としてはそういうものしか無いのかも知れない。

でも、もともと、そういうしんどさを引き受けたのは、自分の考えを整理して人はどうなのか知りたい、とか、自分の考えを拡げてみたい、とかいう動機があるからで、基本、しんどいことは、自分のために納得ずくでやってるのだ。

そこにお金で対価を払うよ、と言われても、「まーそりゃありがたいけども、あんた、どこの誰? 何書いてる人?」というのが正直な感じなんじゃないか。


説明足りなげなので追記。

誠意を込めて言うとこういう感じか。

「わたしはまず、わたしのためにこの日記を書いて、そこからそれを人目に晒そうとしている。それにもっとも釣り合うのは、同じようにあなたがあなたのために自分の日記を書いて、それをわたしに見せてくれること、自分の垣根をちょっと越えてきてくれることだと思う。お金ではないし…<情報>ですらないんだよそれは。」

ブログ入門の本とか、「あなただけのネタがきっとあります」と、あたかも、無から有を生み出せるみたいな言い方をよくしてるんだけど、おもしろがって貰えるネタを見つけて情報発信とか、そんな最初っから自分のためにならない暇なこと、するわけないじゃない、普通。

するわけないから、そこに対価を払うんだろって? 最初からやんなきゃいいじゃんそんなの。書き手も読み手も、自分のことしたほうが効率いいに決まってる。

…えーと、g:fragmentsはメンバを募集しています。