最近読んだ本(暗黒館の殺人,リピート)
50字は無理なので、100字感想でやってみよう。
- 暗黒館の殺人
- 冗長な物語を抜けるとそこは見たことのあるオチだった。オチ自体はどうでもいいしすぐ判る。燃やすために木を植えるという根性と、これでもかと張られた伏線をつぶさに指摘するさまを、ほのぼのと眺めて楽しむのが吉。(7)
- リピート
- ▲と思ったら■だった、という叙述トリック。ただし書評や帯のレイヤーで。読みながら一緒にカツ丼ふいた。SF的屁理屈も忘れておらず、ダレずに最後まで読めた。ネタの為に人物造型を合わせている感じにはやや萎える。(7)
- 作者: 綾辻行人
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/10/16
- メディア: 文庫
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- 作者: 乾くるみ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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あーあと、『イニシエーション・ラブ』と二作しか読んでないからかも知れないけど、話の駆動力が嘘とセックスと打算ばかりで、なんか砂を噛んでる感じがした。こんなんばっかなのかな?